手でこねて形作る、クルミのビスケット。
おもしろそうだし、なにより簡単そう……。
「なんでもない日の普段着のおやつ」といった
雰囲気に誘われて、チャレンジしてみました。

日本ではあまり聞き慣れませんが、フランスには
「お菓子作り用の小麦粉」として、ベーキングパウダーが
あらかじめ混ぜられた薄力粉が売られているのだそう。
当初は、その小麦粉を使えば、計量いらずという
レシピをいただいていたので、ベーキングパウダーの
正しい分量が分からないままに、作りはじめた私。

その結果は……オーブンに入れて5分経ったころから
あれ？あれ？という間に、ぷっくり！
写真のとおり、ずいぶんふくらんでしまいました。
あとで、アンドレアさんにお聞きしたところ、
私は２倍近いベーキングパウダーを入れていたようです。
（本の中では、適切な分量を記載していますので、ご安心を。）

お味はというと、さくっとした歯ごたえに
粉とクルミの香ばしさが広がります。
甘さひかえめの、なんとも素朴な味わいは、
おやつだけでなく、朝ごはんにもおすすめですよ。

＊レシピは『パリのママンのおうちレシピ』P38〜をご覧ください

éditeur : Coco Tashima

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